大動脈瘤について 基本編

急性大動脈解離の治療

急性大動脈解離は未治療の場合、非常に死亡率の高い病気です

大動脈解離 イメージ

激痛を伴い発症した患者さんは、しばしば循環不全や臓器の虚血(血流障害)に見舞われます。
適切な手術治療が生命の危機を脱する唯一の手段です。私たちはこのような急性疾患に対しても24時間365日対応するシステムをとっています。
他県など遠方の患者さんに対しては、救急ヘリコプターによる搬送を行う場合もあります。

大動脈解離 イメージ

手術方法は、“胸部大動脈瘤の治療”で説明した上行大動脈瘤、および弓部大動脈瘤とほぼ同じです

ただし、血管が非常にもろいことが多く、高度な手術技術が必要です。術後は通常の大動脈瘤よりは、ゆっくりとしたリハビリプログラムをおこない、社会復帰を可能にしています。入院期間はおよそ4週間ですが、退院後もある一定期間は、慎重な経過観察が必要です。