大動脈瘤の専門医 日本で唯一の大動脈専門医療センター|川崎大動脈センター
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| 大動脈瘤を指摘されたら? | 予約の流れ | 診療の流れ | 入院/手術の流れ | 遠方の患者様へ | セカンドオピニオン | 治療費について | 外来予定表 | コーディネーター |
大動脈瘤を指摘されたら?
病院などを受診して「あなたは大動脈瘤です」といわれたら…
一般の病院で「大動脈瘤です」という診断を受けても、必ず大動脈診療に実績のある川崎大動脈センターを受診し、正確な診断を受けてください。はじめの病院で「手術が必要」と診断された患者さんが、実際は手術不要であったり、また逆に「だいじょうぶ」と言われていた患者さんが、すでに手術の時期を逸していたということが頻繁に見受けられます。違う病院での診察を受けることはセカンドオピニオンと言って一般に行われています。
正確な診断と適切な治療が可能です。
大動脈瘤の診断はCT検査によって行います。また、治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。
大動脈センター・コーディネーターまでご連絡下さい。
川崎大動脈センターでは「丁寧な大動脈診療」を実践しています。ご連絡をいただいた際に、コーディネーターが外来の受診案内を致します。外来診療では、治療担当医(手術執刀医等)が直接、ひとりひとりの患者さんに病気の状態、最適な治療方法などを説明します。
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予約の流れ
まずは、川崎大動脈センター外来を受診ください。
受診の注意点は下記の通りです。
外来は完全予約制です。コーディネーターまで御連絡下さい。コーディネーターが予約調整をおこないます。
お電話をいただいたあと、大動脈センターより外来受診のご案内を郵送いたします。
外来では診断に必要な検査をおこない、その後担当医の診察・診断・治療説明をします。したがって、過去の資料を持参されなくても診察は可能です。
患者さん本人が受診できない場合は、ご家族によりCT等の画像をお持ちいただければ、治療方針を検討・ご連絡いたします。
外来では手術に必要な検査をおこないます。手術までの間に、検査のための入院や外来受診をしていただく必要はありません。
紹介状は?
紹介状がなくても結構です。まずコーディネーターにご連絡いただき、外来予約をお取りください。すでに病院、医院に通院されている方は、可能であれば紹介状およびその病院でおこなったレントゲン写真などをお持ちください。ただし、諸事情により紹介状が発行されない、あるいは検査結果を持参できなくても、問題なく外来受診ができます。
セカンドオピニオンは?
川崎大動脈センターでは、セカンドオピニオン外来を併設しています。セカンドオピニオン外来をご希望のかたも、コーディネーターにご連絡下さい。
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診療の流れ
まずは、お電話で川崎大動脈センターコーディネーターまでご連絡下さい
 診療の流れムービーはコチラ
お電話による予約
初診外来のご案内、ご予約をいたします。
初診外来は毎週土曜のみ、第二川崎幸クリニックにて行っています。
初診外来(1日)
画像診断・血液検査・呼吸機能検査等を行い、どのような治療が適切なのかを検討します。
担当医による面談では、治療方針等を説明します。
検査入院(2泊3日)
初診外来で行わなかった検査等を行います。
手術内容やリスクを詳しく説明します。
入院・手術 / リハビリテーション / 退院
入院の翌日あるいは翌々日に手術となります。
手術後は当センター集中治療室(ACU)で集中治療を行い、その後は社会復帰に向けたリハビリテーションを行います。
 川崎大動脈センター外来を受診下さい
受診の注意点は下記の通りです。
1. 外来は完全予約制です。コーディネーターまで御連絡下さい。コーディネーターが予約調整をおこないます。
2. お電話をいただいたあと、当センターより外来受診のご案内を郵送いたします。
3. 外来では診断に必要な検査をおこない、その後担当医の診察・診断・治療説明をします。したがって、過去の資料を持参されなくても診察は可能です。
4. 患者さん本人が受診できない場合は、ご家族によりCT等の画像をお持ちいただければ、治療方針を検討・ご連絡いたします。
 紹介状は?
紹介状がなくても結構です。まずコーディネーターにご連絡いただき、外来予約をお取りください。すでに病院、医院に通院されている方は、可能であれば紹介状およびその病院でおこなったレントゲン写真などをお持ちください。ただし、諸事情により紹介状が発行されない、あるいは検査結果を持参できなくても、問題なく外来受診ができます。
 セカンドオピニオンは?
当センターでは、セカンドオピニオン外来を併設しています。セカンドオピニオン外来をご希望のかたも、コーディネーターにご連絡下さい。
 外 来
外来では、検査や画像にもとづいた正確な動脈瘤の診断をおこないます。まず、初診時に血液検査、呼吸機能検査、CT検査(すでに他の医療機関でCTを撮影された方はおこなわない場合があります。)等の検査をおこないます。
その後、担当医による診察があります。全てのデータをもとに、大動脈瘤の有無、程度、治療方針などをお話します。手術が必要と診断された方は、ご家族・ご本人と相談のうえ、ご希望の入院日・手術日を決定します。また、担当医より手術方法や手術の危険性について説明をさせていただき、これについての質問にお答えします。 このすべてのプロセスを外来日一日でおこないます。外来に要する時間は、すべての検査が、およそ2時間、治療方針の説明(担当医との面談)が、一人あたりおよそ1時間です。
 手 術
手術当日は朝9時より手術がはじまります(一部の手術は午後から始まることがあります)。手術中は御家族の方は患者家族控え室でお待ちいただきます。手術時間は目安として、腹部大動脈瘤が約1-2時間、上行・弓部大動脈瘤が約5〜7時間、遠位弓部・下行大動脈瘤が約3〜5時間、胸腹部大動脈瘤が約6〜8時間です。手術室では麻酔や準備の時間もありますので、手術が終了して患者さんが実際に手術室から戻る時刻は、腹部大動脈瘤が午前12時ころ、上行・弓部大動脈瘤が午後4〜6時ころ、遠位弓部・下行大動脈瘤が午後2-4時ころ、胸腹部大動脈瘤が午後5〜7時ころとなります。
手術が終了しましたら、担当医より手術内容についての説明をさせていただき、その後、面会をしていただきます。
 手術終了後は川崎大動脈センター集中治療室に戻ります
当センター集中治療室(ACU: Aortic Care Unit )は日本で唯一の大動脈疾患治療の専用ユニットです。全国より集まった大動脈疾患看護のエキスパートである専属看護師が担当します。手術の当日または翌日に人工呼吸器をとりはずします。したがって、翌日の面会時間には、ほとんどの患者さんはお話ができます。翌々日には食事とリハビリがはじまります。腹部大動脈瘤は約1週間、胸部大動脈瘤は約2週間、大動脈解離は約3週間の専門リハビリテーションをおこないます。
A:胸部大動脈手術の術後
胸部大動脈手術の術後入院期間は、およそ2-3週間です。はじめの1-2日間はベッドですごしますが、その後歩行リハビリテーションが開始になります。5日目にシャワー入浴をおこない、約2週間のリハビリテーションをおこないます。
当日
手術が終わってもすぐには目がさめません。心臓手術の麻酔は通常の麻酔よりも深いため、当日の夜遅くか、あるいは翌日に目がさめます。目がさめても、呼吸に必要なチューブが口に入っていて、人工呼吸器が接続されているため、話ができません。この時点では、無理に呼吸をしようとせず、体の力を抜いて、ゆっくり人工呼吸器にあわせるようにします。
1日目
目がさめると看護師が気管内の痰を吸引します。医師あるいは看護師が呼吸をするように指示したら、ゆっくり呼吸をしてください。十分な呼吸ができれば、口のチューブを抜去します。その後は、しっかりとした呼吸をこころがけ、自分で痰を出すように努力してください。
1-2日目
点滴や、体に入っているいろいろなチューブが抜けてゆきます。できるだけ、体を起こし、正しい姿勢で座るようにしてください。ベッドサイドで立ったり、少し歩くこともしていただきます。食事もこのころに始まりますが、はじめはうまく飲みこめませんから、気管に入らないように慎重に飲みこむようにしてください。
1-3日目
歩くのがやっとというところですが、頑張ってリハビリをすることにより、呼吸状態も安定して、全身の回復が促進されます。術後は肺に痰がたまり、これをうまく排出しないと肺炎をおこす可能性があります。これを防ぐためには、
1.しっかりとした呼吸練習
2.確実な排痰
3.体をおこし座ること
4,起立歩行
が欠かせません。
抗生物質はあくまで補助的なもので、肺炎の予防は患者さんの心がけしだいということもできます。
リハビリが始まったら
リハビリが始まったからといって、安心は禁物です。呼吸練習、歩行練習をつづけ、早期退院を目指してください。大動脈・心臓の手術の後は、"大事をとって休養"と考えがちですが、日中もベッド上という生活は回復を遅らせることになります。昼間はできるだけイスに座るような生活を心がけてください。手術からの回復は直線的によくなっていくものではありません。たとえば、3日目まではよくなったのに4日目になったとたん、食欲はなくなるし、夜は眠れず、このままどんどん悪くなっていくような気がすることがありますが、それは回復過程ではしばしばあることです。それまでのリハビリを含めた生活を維持するようにしてください。1〜2日で体調はよくなってきます。
自宅に退院した後も病院でおこなっていたリハビリを必ずつづけてください。一日リハビリを怠ると、それまでのリハビリが無意味となり、急に体調が悪くなることがあります。退院後の経過をみるために当センターの外来診察があります。それまではしっかりとリハビリに取りくんでください。
B:腹部大動脈手術の術後
腹部大動脈手術の術後入院期間は、およそ10日間です。手術創は自然に吸収される糸で縫合されていますので、抜糸の必要はありません。また、体をうごかしても手術で吻合した部分が問題となることはありません。できるだけ早く体をうごかし、リハビリを進めることで、体の回復が促進されます。
当 日
手術室で目がさめます。呼吸のための口の管を抜き、一般病室にもどります。腹部の創はつよい痛みがあります。このため、呼吸が浅くなりがちですが、がんばって、大きな呼吸をして、痰をだすようにしてください。
1日目
点滴はほとんど抜けます。朝から、トイレ歩行を開始し、午後には歩行リハビリを開始します。昼または夕より、食事を開始します。傷の痛みや熱がありますが、けっしてベッドで休むことなく、体をおこし、正しい姿勢ですわるようにしてください。正しい姿勢ですわることが、肺炎を予防することになります。
手術が終わり7日目-14日目で退院となります
患者さんご自身には多少の不安があると思いますが、自信を持って、自宅でのリハビリをおこなってください。術後1週間を過ぎたら、入浴ができます。
退院後の生活
退院後は、それまで通院していた医院や病院で診療を続けていただき、投薬等を受けていただきます。
食事
食事に関しては大動脈の手術を受けたあとだからといって、特別なことはありません。つまり、食事が大動脈の手術に何らかの影響をおよぼすということは、まったくありません。したがって、手術の後だからという理由で、食事を制限したり、あるいは"これは、食べてはいけないのでは?"と心配する必要はありません。また、よくいわれる"塩分のとりすぎに注意"ということもあまり神経質に考える必要はありません。患者さんのご家族の中には、食事の塩分を過剰に制限したため、患者さん本人の食欲がなくなり食事がまったくとれないということも、しばしばおこっています。極端に塩からいもの、極端に脂っこいものはいけませんが、ご本人がおいしいと思われる食事を適度にとることが肝要です。
ただし、次のことは考える必要があります。
何らかの治療上の理由で、食事を制限されている場合
糖尿病、腎臓病などの疾患により食事制限を受けている方は、退院後も、それまでの食事療法を継続しておこなう必要があります。糖尿病の場合は、手術のあとは、それまでの糖尿病治療薬の量が少なくてすむことがあるので、主治医とよく相談をして、食事療法をおこなう必要があります。また、手術において、人工弁を体内に入れた患者さんはワーファリンを内服しているため、ワーファリンに対する食事制限があります。人工弁を使用した患者さんはワーファリン治療の説明を主治医あるいは看護師より受けてください。
将来に起こる可能性のある生活習慣病に対する予防
大動脈の疾患は動脈硬化に原因がある場合が多く、これは生活習慣(特に喫煙と食事)が原因になっている可能性があります。大動脈の手術を受けた後でも、その他の重要血管(脳や心臓)に動脈硬化の影響が出る可能性は十分あります。一般的な、動脈硬化を予防するといわれている生活習慣を実践することが肝要です。
喫煙
喫煙は呼吸機能を損ない、また動脈硬化の促進因子として非常に悪影響を及ぼします。従って、せっかく手術のために禁煙したのですから、その習慣を続けることは大きなメリットになります。しかし、患者さんの中には、ご高齢で"タバコが唯一の楽しみ"という方もいらっしゃいます。確かに喫煙は体に害を及ぼしますが、そのことが受けた手術に問題を起こすことはありません。従って喫煙に関しては、ご本人ご家族も含め十分お考えになり、喫煙するか、禁煙を続けるか決めていただく必要があります。
血圧
血圧の管理もあまり神経質になる必要はありません。血圧が高くなったからといって、手術した人工血管に影響がでることはありません。ただし、現在の高血圧は、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上ということになっていますので、これ以上の血圧の方は、動脈硬化の予防という点から降圧治療を継続することが望ましいです。少なくとも一週間に一度、自宅や病院で血圧を測り、かかりつけの病院で適正な血圧を維持するような治療をすることが大切です。
運動
運動が手術に影響を与えることはまったくありません。ただし、骨(胸骨や肋骨)を切っていますので、骨が完全につくまでにはおよそ3ヶ月必要です。この期間はあまり過激な運動は避けてください。3ヶ月が過ぎれば、過激な運動も可能です。それまで、制限されていた水泳やゴルフ、柔道でも、可能です。
入浴
術前におこなっていた、自分にあった入浴をしてください。入浴自体が手術に与える影響はありません。温泉も楽しんでいただいて結構です。
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入院/手術の流れ
診療の流れ(初診から手術、退院まで)を、より詳しく説明します。
外 来
外来では、検査や画像にもとづいた正確な動脈瘤の診断をおこないます。まず、初診時に血液検査、呼吸機能検査、CT検査(すでに他の医療機関でCTを撮影された方はおこなわない場合があります。)等の検査をおこないます。
その後、担当医による診察があります。全てのデータをもとに、大動脈瘤の有無、程度、治療方針などをお話します。手術が必要と診断された方は、ご家族・ご本人と相談のうえ、ご希望の入院日・手術日を決定します。また、担当医より手術方法や手術の危険性について説明をさせていただき、これについての質問にお答えします。
このすべてのプロセスを外来日一日でおこないます。外来に要する時間は、すべての検査が、およそ2時間、治療方針の説明(担当医との面談)が、一人あたりおよそ1時間です。
入 院
入院は原則として手術の2-3日前にしていただきます。手術に必要な検査はすべて外来時におこなっています。手術の当日に担当医より、もう一度、手術についての説明をいたします。
手 術
手術当日は朝9時より手術がはじまります(一部の手術は午後から始まることがあります)。手術中は御家族の方は患者家族控え室でお待ちいただきます。手術時間は目安として、腹部大動脈瘤が約1-2時間、上行・弓部大動脈瘤が約5〜7時間、遠位弓部・下行大動脈瘤が約3〜5時間、胸腹部大動脈瘤が約6〜8時間です。手術室では麻酔や準備の時間もありますので、手術が終了して患者さんが実際に手術室から戻る時刻は、腹部大動脈瘤が午前12時ころ、上行・弓部大動脈瘤が午後4〜6時ころ、遠位弓部・下行大動脈瘤が午後2-4時ころ、胸腹部大動脈瘤が午後5〜7時ころとなります。
手術が終了しましたら、担当医より手術内容についての説明をさせていただき、その後、面会をしていただきます。
手術終了後は大動脈センター治療室に戻ります
川崎大動脈センター治療室(ACU: Aortic Care Unit )は日本で唯一の大動脈疾患治療の専用ユニットです。全国より集まった大動脈疾患看護のエキスパートである専属看護師が担当します。手術の当日または翌日に人工呼吸器をとりはずします。したがって、翌日の面会時間には、ほとんどの患者さんはお話ができます。翌々日には食事とリハビリがはじまります。腹部大動脈瘤は約1週間、胸部大動脈瘤は約2週間、大動脈解離は約3週間の専門リハビリテーションをおこないます。
A:胸部大動脈手術の術後
胸部大動脈手術の術後入院期間は、およそ2-3週間です。はじめの1-2日間はベッドですごしますが、その後歩行リハビリテーションが開始になります。5日目にシャワー入浴をおこない、約2週間のリハビリテーションをおこないます。
当日
手術が終わってもすぐには目がさめません。心臓手術の麻酔は通常の麻酔よりも深いため、当日の夜遅くか、あるいは翌日に目がさめます。目がさめても、呼吸に必要なチューブが口に入っていて、人工呼吸器が接続されているため、話ができません。この時点では、無理に呼吸をしようとせず、体の力を抜いて、ゆっくり人工呼吸器にあわせるようにします。
1日目
目がさめると看護師が気管内の痰を吸引します。医師あるいは看護師が呼吸をするように指示したら、ゆっくり呼吸をしてください。十分な呼吸ができれば、口のチューブを抜去します。その後は、しっかりとした呼吸をこころがけ、自分で痰を出すように努力してください。
1-2日目
点滴や、体に入っているいろいろなチューブが抜けてゆきます。できるだけ、体を起こし、正しい姿勢で座るようにしてください。ベッドサイドで立ったり、少し歩くこともしていただきます。食事もこのころに始まりますが、はじめはうまく飲みこめませんから、気管に入らないように慎重に飲みこむようにしてください。
1-3日目
歩くのがやっとというところですが、頑張ってリハビリをすることにより、呼吸状態も安定して、全身の回復が促進されます。術後は肺に痰がたまり、これをうまく排出しないと肺炎をおこす可能性があります。これを防ぐためには、
しっかりとした呼吸練習
確実な排痰
体をおこし座ること
起立歩行
が欠かせません。
抗生物質はあくまで補助的なもので、肺炎の予防は患者さんの心がけしだいということもできます。
リハビリが始まったら
リハビリが始まったからといって、安心は禁物です。呼吸練習、歩行練習をつづけ、早期退院を目指してください。大動脈・心臓の手術の後は、"大事をとって休養"と考えがちですが、日中もベッド上という生活は回復を遅らせることになります。昼間はできるだけイスに座るような生活を心がけてください。手術からの回復は直線的によくなっていくものではありません。たとえば、3日目まではよくなったのに4日目になったとたん、食欲はなくなるし、夜は眠れず、このままどんどん悪くなっていくような気がすることがありますが、それは回復過程ではしばしばあることです。それまでのリハビリを含めた生活を維持するようにしてください。1〜2日で体調はよくなってきます。
自宅に退院した後も病院でおこなっていたリハビリを必ずつづけてください。一日リハビリを怠ると、それまでのリハビリが無意味となり、急に体調が悪くなることがあります。退院後の経過をみるために大動脈センターの外来診察があります。それまではしっかりとリハビリに取りくんでください。
B:腹部大動脈手術の術後
腹部大動脈手術の術後入院期間は、およそ10日間です。手術創は自然に吸収される糸で縫合されていますので、抜糸の必要はありません。また、体をうごかしても手術で吻合した部分が問題となることはありません。できるだけ早く体をうごかし、リハビリを進めることで、体の回復が促進されます。
当 日
手術室で目がさめます。呼吸のための口の管を抜き、一般病室にもどります。腹部の創はつよい痛みがあります。このため、呼吸が浅くなりがちですが、がんばって、大きな呼吸をして、痰をだすようにしてください。
1日目
点滴はほとんど抜けます。朝から、トイレ歩行を開始し、午後には歩行リハビリを開始します。昼または夕より、食事を開始します。傷の痛みや熱がありますが、けっしてベッドで休むことなく、体をおこし、正しい姿勢ですわるようにしてください。正しい姿勢ですわることが、肺炎を予防することになります。
手術が終わり7日目-14日目で退院となります
患者さんご自身には多少の不安があると思いますが、自信を持って、自宅でのリハビリをおこなってください。術後1週間を過ぎたら、入浴ができます。
退院後の生活
退院後は、それまで通院していた医院や病院で診療を続けていただき、投薬等を受けていただきます。
食事
食事に関しては大動脈の手術を受けたあとだからといって、特別なことはありません。つまり、食事が大動脈の手術に何らかの影響をおよぼすということは、まったくありません。したがって、手術の後だからという理由で、食事を制限したり、あるいは"これは、食べてはいけないのでは?"と心配する必要はありません。また、よくいわれる"塩分のとりすぎに注意"ということもあまり神経質に考える必要はありません。患者さんのご家族の中には、食事の塩分を過剰に制限したため、患者さん本人の食欲がなくなり食事がまったくとれないということも、しばしばおこっています。極端に塩からいもの、極端に脂っこいものはいけませんが、ご本人がおいしいと思われる食事を適度にとることが肝要です。

ただし、次のことは考える必要があります。
何らかの治療上の理由で、食事を制限されている場合
糖尿病、腎臓病などの疾患により食事制限を受けている方は、退院後も、それまでの食事療法を継続しておこなう必要があります。糖尿病の場合は、手術のあとは、それまでの糖尿病治療薬の量が少なくてすむことがあるので、主治医とよく相談をして、食事療法をおこなう必要があります。また、手術において、人工弁を体内に入れた患者さんはワーファリンを内服しているため、ワーファリンに対する食事制限があります。人工弁を使用した患者さんはワーファリン治療の説明を主治医あるいは看護師より受けてください。
将来に起こる可能性のある生活習慣病に対する予防
大動脈の疾患は動脈硬化に原因がある場合が多く、これは生活習慣(特に喫煙と食事)が原因になっている可能性があります。大動脈の手術を受けた後でも、その他の重要血管(脳や心臓)に動脈硬化の影響が出る可能性は十分あります。一般的な、動脈硬化を予防するといわれている生活習慣を実践することが肝要です。
将来に起こる可能性のある生活習慣病に対する予防
大動脈の疾患は動脈硬化に原因がある場合が多く、これは生活習慣(特に喫煙と食事)が原因になっている可能性があります。大動脈の手術を受けた後でも、その他の重要血管(脳や心臓)に動脈硬化の影響が出る可能性は十分あります。一般的な、動脈硬化を予防するといわれている生活習慣を実践することが肝要です。
喫煙
喫煙は呼吸機能を損ない、また動脈硬化の促進因子として非常に悪影響を及ぼします。従って、せっかく手術のために禁煙したのですから、その習慣を続けることは大きなメリットになります。しかし、患者さんの中には、ご高齢で"タバコが唯一の楽しみ"という方もいらっしゃいます。確かに喫煙は体に害を及ぼしますが、そのことが受けた手術に問題を起こすことはありません。従って喫煙に関しては、ご本人ご家族も含め十分お考えになり、喫煙するか、禁煙を続けるか決めていただく必要があります。
血圧
血圧の管理もあまり神経質になる必要はありません。血圧が高くなったからといって、手術した人工血管に影響がでることはありません。ただし、現在の高血圧は、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上ということになっていますので、これ以上の血圧の方は、動脈硬化の予防という点から降圧治療を継続することが望ましいです。少なくとも一週間に一度、自宅や病院で血圧を測り、かかりつけの病院で適正な血圧を維持するような治療をすることが大切です。
運動
運動が手術に影響を与えることはまったくありません。ただし、骨(胸骨や肋骨)を切っていますので、骨が完全につくまでにはおよそ3ヶ月必要です。この期間はあまり過激な運動は避けてください。3ヶ月が過ぎれば、過激な運動も可能です。それまで、制限されていた水泳やゴルフ、柔道でも、可能です。
入浴
手術前におこなっていた、自分にあった入浴をしてください。入浴自体が手術に与える影響はありません。温泉も楽しんでいただいて結構です。
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遠方の患者様へ
川崎幸病院大動脈センターを受診される患者様の多くが遠方(他県)からの患者様です(都道府県別患者)。当センターでは、遠方の方も安心して治療が受けられるシステムを行っています。ご本人だけでなくご家族に対するサポートもありますので、詳しくはコーディネーターまでお問い合わせ下さい。
郵送によるCT画像診断
ご本人のCT画像(フィルム、CD等)をお持ちの方は、外来受診を前提に郵送によるCT画像診断が可能です。郵送によるCT画像診断をご希望の方は、必ず事前にコーディネーターまでご連絡下さい(ご連絡無しの郵送についてはお受けできません)。今後の診療に必要なアドバイスをいたします(診断結果の説明は外来診療時に行います。お電話での説明はできません)。ただし、CTの撮影条件によっては診断ができない場合があります。なお、取り扱う画像はCTのみです。
受診案内を事前にご自宅まで郵送
当センターの外来受診をご予約頂いた時点で、受診案内をご自宅に郵送いたします。川崎幸病院大動脈センターの概要、交通手段、地図、受診時間等のご案内を同封します。
ご本人またはご家族のみの外来受診も可能です
外来ではCT検査およびその他の結果を基に、ご本人の病態や今後の治療方針などについて説明します。ご本人のみが受診され、手術等の治療が必要となった場合には、後日改めてご家族に対する説明を行います。また、ご家族のみの受診の場合には、ご本人の大動脈瘤に対して、診断ができるCT画像が必要となります。
ご本人の外来受診が不可能な場合は直接入院も可能です
事前にご家族の外来受診(ご本人のCT画像が必要)があり、なおかつ当センターでの手術が決定した患者様に限り、直接入院ができます。手術を前提としない、あるいは手術の必要のない方の直接入院は行っておりません。
手術後のご家族の付き添い、通院は必要ありません
当センターでは、24時間、医師および看護師が患者様の管理を行っています。付き添いなどで、ご家族が医療行為等に参加することはありません。また、手術直後は集中治療室で経過を診ていきますので、お見舞い等で頻回に通院する必要もありません。
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セカンドオピニオン
川崎幸病院・川崎大動脈センターではセカンドオピニオンを積極的にお受けしています.
現在、大動脈瘤を専門とする医師は非常に少なく、心臓血管外科医や循環器内科医でも正確な大動脈瘤の診断ができないことがあります。大動脈瘤の診療は命に関わる重要な事項です。現時点でかかりつけの病院から「大動脈瘤」あるいは「大動脈解離」といわれている患者さんには、当センターでのセカンドオピニオンを受けられることを推奨しています。
紹介状は不要です
セカンドオピニオンという概念は一般的になりましたが、まだまだ「自分の患者さん」が、他の医師の意見を求めることに抵抗を覚える医師はすくなくありません。しかし大動脈瘤は治療の選択を誤れば死につながる病気です。かかりつけ医に紹介状を依頼しにくい場合もあります。当センターでの受診には紹介状は必須ではありません。CT写真を持参できない患者さんについては当センターで、受診日にCT検査をおこないます。
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治療費について
治療費は保険が適用になりますので、全国同一の費用となります。


★上表の概算には、食事代や雑費(オムツ代等)が含まれておりません。また治療内容、薬剤使用状況、時間外・休日緊急手術等により金額が大幅に異なる場合がございますので予めご了承ください。尚、上表の金額は会計実績額の平均額です。
ご不明な点がございましたら、入院会計担当までご連絡ください。
※限度額適用認定証(高額療養費制度)
医療費の自己負担分(一部負担金)が自己負担限度額以上になった場合、高額療養費制度が適用になります。利用方法は2通りあります。
上表3割の医療費全額退院時にお支払いいただき、後日の還付金(全額-自己負担限度額)を受け取る方法
保険者で手続きを行い、保険診療分における自己負担限度額のみを病院にお支払いいただく方法(還付金なし)
どちらも3割分の医療費と自己負担限度額は変わりません。なお自己負担限度額は上表のABCの3つの区分に分かれます。
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外来予定表
外来日
毎週土曜日 午前10時〜午後5時
完全予約制ですので、お電話で直接コーディネーターまで御連絡下さい。
お電話による予約は下記の通りです。
川崎幸病院 044-544-4611
コーディネーター直通 070-5135-0444
川崎大動脈センターの外来は、"川崎幸クリニック"で行っております。川崎幸病院での外来診療はありませんのでご注意ください。
外来では、はじめに血液検査、CT検査(CTをご持参される場合には行わないことがあります)、呼吸機能検査等をおこない、その結果をもとに医師の診察があります。来院後、検査が約2時間、医師の診察・病状説明が約1時間となります。
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コーディネーター
専属のコーディネーターを設置しています
川崎大動脈センターでは、患者さんの診療に必要なお手伝いをさせていただくために、専属のコーディネーターを設置しています。
これまでは、外来の受付から始まり、検査、入院、手術、退院、術後外来と、診療の進む過程で、患者さんはその都度、不明瞭でわずらわしい手続きを必要としていました。このような患者さんのご不便を解消するのがコーディネーターです。
外来受診・来院方法、入院から退院後までのご相談、治療費用のご相談まで、コーディネーターが対応いたします。セカンドオピニオン外来についてのお問い合わせもコーディネーターまでお願いいたします。
【 また、病病連携、病診連携を積極的におこなっております 】
紹介医の先生方に対するご連絡や、先生方からのご連絡の応対もさせていただいております。大動脈センターに関する全ての事項についてご不明な点はコーディネーターまでお問い合わせください。
ただし、電話またはe-mailによる病気・病状などに関するお問い合わせにはお答えできません
コーディネーターは病状を把握することや病気の診断をすることはできません。病気・病状などに対する説明は、患者さんの受診時に外来で医師がおこないます。また、長時間に渡る一人の患者さんによる電話相談も、他の患者さんへの対応が不可能となりますのでご遠慮いただいております。
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TEL: 044-544-4611
お問い合わせ
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